唐突ですが、強めに鼻をかんだ時に「奥の方がなんか匂う」なんて経験ありませんか?
私自身、数か月前からそういう状態で、悪化もしませんが良くなる感じもなかったので
色々調べてみたのですが、どうやら蓄膿症や副鼻腔炎の可能性があるとのことでした。
明らかな異常であればすぐ病院に行くのですが、ちょっと気になる程度で
病気という感じもしなかったので、まずは自力でできることはないかと考えました。
すると、「鼻うがい・鼻洗浄を行うとその症状が解消されるかも」と
ネット上で多く書かれていたので、ECサイトでの評価が高い「ハナクリーンS」を購入し
実際に鼻うがいをやってみました。
今回は、その使用感などを紹介したいと思います!
ハナクリーンS 概要
まずはハナクリーンSの概要を紹介したいと思います。
「ハナクリーン」は(株)東京鼻科学研究所の製品で
最初に発売されたのが1979年とかなりの歴史があります。
ハナクリーンシリーズは、現在3種類がラインナップされていますが、
その中でも「ハナクリーンS」は手軽に使えるハンディタイプで、
初めての方や子ども向けとなっています。(価格も一番リーズナブルで、希望小売価格 4,345円)
パッケージと本体はこんな感じです。
1回あたり150mlの洗浄液を使うことができ、しっかり鼻の中を洗えた感があります。
専用の洗浄剤「サーレ」を溶いて使うのですが、人の体液と同じ濃度に設定されており、
鼻に真水が入った時の「つーん」とした感じがなく、鼻の中を快適に洗浄することができます。
携帯用鼻洗浄器の特許も取得しており、旅行先・出張先などでも手軽に使うことができます。
ハナクリーンSの使用方法など
ここでは、ハナクリーンSの使い方を説明したいと思います。
公式にかなり詳しい動画がありましたので、そちらも掲載しておきました。
ハナクリーンS 使用前の準備
準備といっても、約40℃のぬるま湯を準備し、専用の洗浄剤「サーレ」を投入して溶くだけです。
40℃のぬるま湯を用意するのは中々面倒なので、私は水に熱湯を加える方法にしています。
本体にメモリが付いていて、そのとおりに水と熱湯を入れるだけなのでラクですね。
ボトルには簡易の温度計が付いており、温度調節に失敗することもないのでとても便利です!
↑何も入れないとこういう状態ですが、指示通りに水と熱湯を注ぐとこうなります↓
「C」のメモリより若干多めに水を入れましたが、約42℃の”適温”になりました!
あとはここに「サーレS」を1袋分入れて混ぜるだけです。これで準備完了です!
公式のわかりやすい動画がありますので、こちらもご覧ください!
ハナクリーンS 使い方
これについては、私が説明するよりも、
公式の動画を見ていただいたほうがわかりやすいと思います。
説明どおりにやらないと変なところに洗浄液が入ってしまうので、
動画をしっかり確認してからやりましょう!
ハナクリーンS 使用後の手入れ
これも特に面倒なことはありません。
空になった容器に再度水を入れ、ホースやノズルに残った洗浄液を取り除きます。
鼻に入れる時と同じように、ポンプを押して水を出すだけです。
あとは、ボトルもキレイに洗い、次使うまで乾燥させておくだけです!
1分くらいで片づけられるので、面倒くさがりの私でも問題なくできています!
こちらも公式の動画を貼っておきますので、ぜひご覧ください。
実際にハナクリーンSを使ってみた感想
次は、実際に私が使ってみた感想ですが、びっくりするくらい効果があります!
効果は人それぞれなのでなんとも言えませんが、自信を持ってオススメできます。
たった数回使っただけで、鼻奥の匂いが消えた!
あくまで私の場合ですが、3,4回洗浄を行った段階で、
気になっていた鼻奥の匂いが完全に消えました。(頻度は1日1回です)
Amazonなどのサイトで「かなり効果がある!」と書いている方が多くいますが、
まさかここまで即効性があるとは思っていませんでした!
多少盛っているように聞こえるかもしれませんが、まったく盛っていません。
また、ニオイは解消しましたが、元から鼻のとおりがあまり良くなかったので、
1日1回の鼻うがいを継続しています。とてもスッキリしていい感じです!
ちょっとでも気になった方は、やってみる価値があると思いますよ!
準備も後片付けもラク!
先ほども書きましたが、シンプルな構造ゆえに準備も手入れもかなり簡単です。
私は元来面倒くさがりなのですが、準備も手入れも全く苦にならず、
毎日鼻うがいをやっています。
継続して使うには、製品の良さはもちろんですが、簡単に使えるということもかなり重要です!
週1回の「器具の洗浄」と、月1~2回の「器具の消毒」については、以下の動画をご確認ください。
「器具の洗浄」に出てくる専用ブラシは、メーカーから直接購入できますので、
購入を検討している方はこちらをご確認ください。
サーレSではなくサーレMPを使って節約!
ハナクリーンには3タイプあって、今回紹介した「S」以外にも「α」と「EX」があります。
αとEXは高機能で、かつ1回の容量が300mlとSの2倍になっています。
それぞれ洗浄剤が異なり、Sには「サーレS」、αとEXには「サーレMP」を
使うことになっています。
「サーレS」と「サーレMP」は何が違うのか調べてみたのですが、メーカーのホームページで
内容成分の配合率については共通
https://hana-clean.com/faq#sare
と記載されていました!(1.5gと3.0gという違いだけなんですね)
1回で使い切る必要があるので、本来はメーカーの指示通り、
ハナクリーンS(150ml)にはサーレS(1.5g)を使うべきなのですが、
1mlあたりで換算するとサーレMPの方がかなり割安なんですね。
(サーレSだと1回17円・18円程度ですが、サーレMPを使用すると1回10.5円程度)
分量をぴったり半分にする必要があり、使い切りではなくなってしまいますが、
ハナクリーンSで頻繁に鼻洗浄を行いたい方はサーレMPと使うという手もあります。
(ちなみにですが、私はサーレMPを使っています。メーカーさんすいません…。)
サーレMP
サーレS
小林製薬「ハナノア」との比較
安価かつ評価の高い鼻うがい製品を調べると、
これまで紹介してきた「ハナクリーンS」の他に小林製薬の「ハナノア」が出てくると思います。
まずは簡単な比較表を作りましたので、ご覧ください。
初期費用*1 | 1回の容量 | 1回の費用 | 溶剤 | |
ハナクリーンS | 2,482円 | 150ml | 17.34円*2 | 毎回お湯で溶いて作る |
ハナノアa | 753円 | 20ml | 25.64円*3 | 既製品を入れるだけ |
ハナノアb(シャワー) | 825円 | 50ml | 64.10円*3 | 同上 |
*1 2021/06/21時点 Amazonでの販売価格
*2「サーレS 50回分」867円
*3「専用洗浄液」500ml/641円で換算
私は最初、この表の3つでどれにしようか迷いました。
ハナクリーンSは初期費用(容器付きセット)が少し高いのですが
1回の費用が安くなっています。(サーレMPを使えばさらに安くなります)
しかも一番安い上に、1回の容量が150mlとこの中ではダントツに多く、
しっかり洗浄できるだろうと考え、ハナクリーンSを購入しました。
買ってからすでに何度も使用しましたが、ハナクリーンSにしてよかったと思っています。
1回分150mlもあるので、左右の鼻に数回ずつ使用することができます。
正直、ハナノアの20ml・50mlでは【しっかり洗浄できた感】がないのかなと思います。
ハナノアで150ml使うと、1回200円近くになってしまいます。
一方、ハナクリーンSが劣るところは、お湯を用意して洗浄剤を溶く必要があることです。
ハナノアは既製品を容器に入れるだけなので、費用の問題はありますが、
手間をなるべく省きたい方はハナノアを選択したほうがいいと思います。
これから購入される方は、どちらが自分に合っているか考えてみてください(=゚ω゚)ノ
ハナクリーンS レビュー まとめ
今回は、東京鼻科学研究所の「ハナクリーンS」を紹介いたしました。
鼻奥の匂いもそうですが、鼻づまりも結構なストレスだと思いますので、
解消できるとかなりスッキリしますし、睡眠の質が向上したような気がします。
花粉症の時期は終わりましたが、引き続きコロナウイルスが蔓延していますので、
鼻などの粘膜をキレイに保つことで、感染症予防にも効果があると思います。
あまりに症状が酷い方は市販品に頼らず、すぐ病院に行くべきだと思いますが、
「何となく鼻の通りが悪い」とか「鼻の奥のニオイが気になる」という方は
十分に試してみる価値があると思います。私は鼻奥のニオイと通りの悪さが解消されました。
正直、ここまで改善されるとは思っていなかったです。
最初の1、2回は、鼻に液体を入れることに抵抗があるかもしれませんが、
慣れてくると「これほどいいものはない!」と思えるはずです。
気になった方は、ぜひお試しください👃
※記事中のイラストは「いらすとや」の規定に則り、利用させていただきました。